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スクロール到達率からLPの離脱ポイントを読む方法


LPの改善では、CVRだけを見ると「どこを直すべきか」がわかりにくいことがあります。スクロール到達率を見ると、ユーザーがページのどこまで進み、どこから下を見ていないのかを確認できます。

ここでは、スクロールヒートマップを改善仮説に変えるための見方をまとめます。

重要要素まで届いているかを見る

まず確認したいのは、CTA、料金、実績、FAQなど、CV判断に必要な要素までユーザーが到達しているかです。

CTAの位置がページ下部にしかない場合、到達率が低いほどCVの機会も少なくなります。到達率が大きく落ちる前にCTAや要点を置けているかを見直します。

特にスマートフォンでは、ファーストビュー後の情報量が多いだけで重要要素が遠くなります。PCとスマートフォンを分けて見ると、改善対象を絞り込みやすくなります。

急に落ちる箇所の直前を読む

到達率が急に落ちている場所そのものより、その直前に何があるかを確認します。直前のセクションで期待と違う情報が出ている、説明が長い、次に読む理由が弱い、といった問題が隠れていることがあります。

よくある見直しポイントは次の通りです。

急落直前の見直しポイント

  • 見出しが抽象的で続きを読む理由が弱い
  • 画像や装飾が大きく、情報に進むまで時間がかかる
  • ベネフィットより機能説明が先に出ている
  • 不安を解消する情報がCTAより後ろにある

スクロールの落ち込みは、ユーザーが迷ったり興味を失ったりしたサインとして扱います。

CTA前後の流れを確認する

CTAの直前で熟読されているなら、そこで比較や検討が起きている可能性があります。逆にCTA付近が読まれず、クリックも少ない場合は、CTAの訴求や前後の文脈が弱いかもしれません。

CTA前に読まれている情報を確認し、その内容をCTA文言や直前の補足に反映します。たとえば価格や導入手順が読まれているなら、「料金を見る」「導入までの流れを確認する」のように、次の行動を具体化できます。

改善案は小さく分ける

スクロール到達率から得た仮説は、一度に大きく変えすぎないほうが検証しやすくなります。

小さく試しやすい改善案

  • CTAの位置を1箇所追加する
  • 急落箇所の見出しを具体化する
  • 長い説明を要点と詳細に分ける
  • FAQや導入事例をCTA前に移動する

変更後は同じ期間幅で再度スクロールを確認し、到達率とクリックの変化を並べて見ます。スクロール改善だけでなく、次の行動につながったかまで確認することが大切です。